仮屋坂遺跡(第3次)発掘調査報告書概報(1981)

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仮屋坂遺跡発掘報告書(1981)を丁寧に読んでいる。

大学4年、帰省した折、発掘の現場を通りかかって声をかけられたことを覚えている。中学時代に拾った石器を学芸員さんに整理してもらった。あの人がこの報告を書いた佐野さんだろう。

まだ発掘されていない仮屋坂の遺跡の本体が私の叔父夫婦の畑である。

自分は中学の時からかれこれ43年、その後kenもmachiもそして今はsouがいっしょに石を拾う。

3年前叔母が亡くなり畑が耕作放棄地になってしまった。荒れた畑のつらさを思いながら、全面で石を採集するようになって遺物の量が格段に増えた。大きな剥片が毎回見つかる。写真は今日1日の収穫。
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発掘報告では住居跡がみつかり、静岡県史資料編1にも主要集落遺跡としての可能性を向坂鋼二さんが報告されている。

ほんの一部しか発掘調査されていないので何とも言えないが、僕は蜆塚の規模の大きさとくらべて、定住集落ではなく狩猟基地なのではと仮説を立てている。石器の量の多さ、貝塚がないことがその理由。

ただ、亡き叔母が「畑の中を深く掘ったらから煉瓦色の大きな土器の破片がたくさん出てきてね」といったことが気になる。これは発掘報告の中でⅡ類と分類され1つしか見つかっていない中部山岳系からもたらされた土器のことだろう。

畑が発掘調査されることがあればいろいろとわかるに違いない。

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